西遊佐まちづくりセンター
公共・宗教・宿泊施設|2016
Place:
山形県
Client:
西遊佐町
Design:
SOY source 建築設計事務所
Photo:
越後谷出
Other:
廃校になった小学校の敷地に建設されたまちづくりセンター。天井に配置された正方形の高窓の中に、吊り下げ型の同型のライン照明を仕込み、ベースのあかりを取っている。照明BOXは建築で制作し、中に細いLEDのモデュールを入れ,乳半アクリルを通して上方と下方に明るさの異なる光を照射。夕方も天井のグリッドの箱が光で満たされる。
廣池千九郎中津記念館
公共・宗教・宿泊施設|2014
Place:
大分県
Design:
日総建
Photo:
studio LUME
Other:
木造の魅力を引き立たせる柔らかくあたたかみのある光の空間を目指した。両壁面の上部から蛍光灯の間接光により木の梁を照らし、同じ受けの中に仕込んだスポットライトでホール中央の反射板を照射し、その跳ね返りの光で全体の照度を確保している。
Casa de Marisol ~太陽の家~
医療・福祉・教育施設|2014
Place:
宮城県石巻市
Design:
建築工房DADA
Other:
2階建、17戸が入るサービス付高齢者向け賃貸住宅。昼間は近所の方々がデイサービスで通う。昼間はトップライトや中庭から外光が入り、開放的で明るい。外光の入らないエリアは行った先々の壁面を印象的に照らし、細長い施設の奥に入っていきやすい雰囲気をつくっている。共用部は夜よく眠れるよう、落ち着いた電球色の光で過ごせるようにしている。中庭に面した集会室は、昼と夜で光の色と明るさを時間によって変えられるようにし、サーカディアンリズムに合わせた光環境ができる設備とした。
トイレの手すりに関しては、介護しやすく介護されやすいフィンランドの手摺のシステムをご紹介し、その赤い色が高齢者に認知しやすいことから廊下にも同じ色の手すりをつけることとなった。すべての居室が面した中庭は,プライベートを保ちつつ夜もながめられるよう、各部屋からまぶしさを感じないよう考慮した光でライトアップしている。
SERENDIPITY AMAMI 〜Seaside villa in Aun
住宅・別荘|2014
Place:
鹿児島県
Design:
デザインプラットフォームアソシエーツ DPA
Photo:
STUDIO LUME
Other:
海と月をめでるために建てられた、60代の方の別荘。敷地が広大な上、ゲストも多いため、センサーを駆使。各部屋のいろいろな使い方のシーンに即した光を、壁面につけたコントローラーでワンタッチで呼び出せるようにしている。海に面したリビングと中庭の水盤は、夜も月をきれいにながめることができるよう、視界に邪魔な光を避け、光源の位置を低く抑え、ガラスへの映り込みなども考慮している。また、各部屋を彩る美術品に対しては、色の再現性の高いLEDを使用し、展示替えにあわせて器具や位置を移動できるようにしている。 http://www.dpa.co.jp/Seasidevilla
ToSMS トスムス太陽熱木材乾燥庫
公共・宗教・宿泊施設|2013
Place:
宮城県
Client:
登米森林組合
Design:
PLEA Design Institute Inc 武山倫
Photo:
studio LUME
Other:
震災復興住宅を即納するために、パッシブソーラーシステムを使用して太陽熱を効率的に利用し、木材を早く乾燥させながら貯蔵するための倉庫。夜間は集会やイベントなどにも対応できうる光を作った。https://forest100.jp/solar/tosms.html
いとう歯科
医療・福祉・教育施設|2013
Place:
岩手県
Client:
いとう歯科
Design:
建築工房DADA
Other:
周囲の道路からよく見える大きなガラス張りの待合をもつ。昼間はガラス面からふんだんに太陽光が入り、夕方からは視界に入りやすい壁面やカウンター下などの鉛直面を間接光で照らすことで、中にいる人に対しては明るさ感を与え、外からの見えがかりも効果的にしている。
治療の恐怖感を和らげ、親しみやすくぬくもりのあるインテリアの診察室は木がふんだんに使用されている。ハイサイドからの太陽光と共にそれを強調するよう、梁や壁面を電球色の間接照明で照らし、上を向いて診察を受ける患者の目にまぶしい光源が直接入らない、やさしい光環境とした。
青い鳥歯科クリニック
医療・福祉・教育施設|2011
Place:
神奈川県
Client:
青い鳥歯科クリニック
Design:
ティー設計室 田代智子
Photo:
雁光舎 野田東徳
Other:
駅近い商店街に並ぶ歯科クリニック。一人一人の患者さんへ丁寧な治療をしたいという院長先生の考えのもと、ゆったりとした治療空間が設けられている。患者さんへ痛くて怖い印象を与えないようにという建築のコンセプトで設計された自然素材のインテリアを生かし、光源が患者さんの目に直接目に入らず、先生やカルテを書く看護師など周辺で働く人に十分な明るさが取れるような光環境をつくった。
外構に関しては風格のある歴史的な街並みに溶け込みながら少し新しく優しい印象も与えたいとの考えを受け、照明器具はなるべく目立たないものとし、素材感のある外壁がサインや庭園から漏れる光でやさしく照らされるよう心掛けた。
Harada乳腺クリニック
医療・福祉・教育施設|2010
Place:
宮城県
Client:
Harada乳腺クリニック
Design:
建築工房DADA
Photo:
studio LUME
Other:
乳腺専門の施設として検診部門と治療部門を備えた診療所。女性の患者様が圧倒的に多いということもあり、待合や長時間横たわる治療の部屋などはピンクを基調にしたやわらかなインテリアに合わせ、壁面や天井面の間接照明を中心に電球色の色味の光で構成した。
一方診察室や事務室のバックスペース、外光が入り込む天井の高いエントランスホールの上部などは昼間の太陽光のような白い色を使って働きやすく、また活気のある明るさとした。
近くの駅に向いた屋上の大きな看板は、屋根上に置いた投光器にレンズを使って光を制御することで、最低限の器具の灯数で最大限の効果を狙った。