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公共・宗教・宿泊施設|2022

Place:

宮城県本吉郡南三陸町

Client:

南三陸町

Design:

建築設計 隈研吾建築都市設計事務所 展示設計 H.simple Design Studio 合同会社 展示企画 有限会社 ダ・ハ プランニング・ワーク 吉川由美

Photo:

STUDIO LUME

Other:

地域住民の被災体験をもとに防災について共に考え、後世に伝え継ぐために整備された施設。 建物自体は隈研吾氏による震災後の南三陸再開発の最終建築として南三陸杉のルーバー材をファサードに用いた象徴的な建物で、天井や壁面が傾斜した平面で構成されている。

展示空間は震災の記憶を伝える品々を展示したスペース、クリスチャン・ボルタンスキーの遺作「MEMORIAL」の部屋、自然災害について学び合うためのラーニングプログラムの展示室からなる。 天井高が約6mある展示空間を、レンズ交換が可能で演色性もよく、フードの長さに選択肢のある美術館用の器具をメインに使用。展示替えにもフレキシブルに対応でき、様々な大きさと形状の展示物に最適な光があたるように事前の実験で検証し、現場で調整した。 斜め天井に傾斜のついた壁面で構成され、外光がふんだんに入り込む展示空間を含むため、明るさを含め全体の光のバランスを取るのが難しい空間だった。 https://m311m.jp//

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